この記事では、字幕なしで映画や海外ドラマを見たらもっと楽しくなることを。
『Shiny’s English cafe』の管理人であるshinyさんに書いていただきました。
仕事のためとか考えると、ついついそういう風に思ってしまいます。
でも、英語は何かを楽しむためのツールですから、せっかく映画や海外ドラマが好きな人は、「作品をもっと楽しみたい!だから英語を勉強する!」ぐらいに思っていいんです。
ただ、本当に字幕なしで見るのが楽しいのか?という疑問はあると思います。
そこで、実際にshinyさんが、字幕なしで見るとどういう風に楽しいのかなどについて書いてもらいました。
あなたの英語学習のモチベアップのために、ぜひ読んでみて下さい^^
shinyさんは映画をよく見られてますが、同じことは海外ドラマでも言えるので、海外ドラマ好きの方は、海外ドラマに置き換えて。
shinyさんには、スタディサプリENGLISHのTOIECコースを体験いただき、その評価・体験談を書いていただきました。
詳しくはこちら。

shinyさんの英語の習得状況
はじめまして、shinyと申します。
最初に、まずはわたしの英語力がどれくらいなのかも合わせて自己紹介をさせていただきますね。
英語学習歴は約15年、直近で受けた試験がないので専門学生だった頃(4年前)のデータですが英検準1級、TOEIC825取得してます。
ちなみに留学経験はナシ。海外旅行経験もナシ。パスポートすら持っていないので、一度も日本から出たことがありません。
現在、アメリカ人の夫(日本語ほとんど話せない)と昨年生まれた息子と3人暮らし。育児休業中です。
わたしの英語レベルは日常会話レベル+α程度と思ってもらうくらいがちょうどいい感じかなぁ。
字幕なしで見ることでより作品を楽しめるようになった
わたしは映画鑑賞が趣味で、夫も映画大好きなので、休みの日は夫と一緒にいろんなジャンルの映画を観ます。
以前は映画館に足を運ぶこともありましたが、今は子供が生まれてまだ小さいのでもっぱら家でDVD鑑賞というのが多いですね。
夫がよく仕事帰りにリサイクルショップなんかで面白そうな映画のDVDを買ってくるので、我が家にはレンタルDVDショップができるんじゃないだろうかと思うほどたくさんDVDがあります(笑)
邦画も好きですが、夫が日本語が苦手なのと、自分の英語力の維持やブラッシュアップのために洋画を観ることが多いです。
最近だと、「キング・アーサー」を観ましたよ〜!
ディレクターズカット版だったので、映画ではカットされていた戦闘シーンが盛りだくさんで見応えがありました!
家で映画を観る時は、数年前までは日本語字幕付きで観ることが多かったのです。
しかし、近頃は「いつまでも字幕に頼ってちゃ英語力伸びなくない??ていうか、そろそろ字幕なしでもイケるんじゃない??」と思って字幕なし、もしくは付けるとしても英語字幕で観るようになりました。
最初の頃こそ悪戦苦闘してましたが、最近ではほとんど字幕をつけることなく映画を観ることが増えました。
字幕なしor英語字幕で映画を観るようになってから日本語字幕付きで観てた頃より一層、映画鑑賞が楽しくなりましたから。
1.ネイティブが楽しむタイミングとのズレが解消された
映画を観ていて、夫(ネイティブ)と同じタイミングで笑えるようになりました。
これはどういうことかというと、日本語字幕付きで映画を観てると、特にコメディ映画で多いのですが、夫(ネイティブ)が笑うタイミングとわたしが笑うタイミングがずれてしまうことが多くありました。
なんでかなーと思ってたんですけど、これって夫が耳から得た情報を「瞬時に理解して笑っている」のに対し。
わたしは映画の中の登場人物が喋った言葉を日本語に訳したものを「読んで理解してから笑っている」ので時間差が生じてしまってるんですよね。
気づけば私はいつも夫よりワンテンポ遅れて笑っていたのですが、これが字幕なしで観れるようになると同じタイミングで笑えるようになりました。
2.作品の本当の内容を理解することができるようになった
また、ネイティブが楽しんでいる本当の内容を理解できるようになりました。
こちらもコメディ映画で多いのですが、あるキャラクターが喋った時に、夫は大笑いしていたのですが日本語字幕付きで見ているわたしにはなんで笑っているのかまったく理解できないシーンが時々ありました。
これは英語独特の言い回しや構造、というか英語だから理解できる笑いが、日本語に訳すことでまったく笑えないものになってしまっていることがあるためです。
分かりやすくいうと「トイレに行っといれ」みたいな親父ギャグは英語に訳すと全然面白くない。
面白いポイントがなくなるみたいな話です。
(そもそも親父ギャグ自体が面白くないわ!っていうのは置いといて。笑)
つまりそういう言葉遊びが英語から日本語に訳してしまうと消えちゃうってことです。
この例だって、英語に訳すと「go to the toilet」とかになって、これを半笑いで言われても何がギャグなのかわかんなくなっちゃうじゃないですか。
それどころかこんなのニヤニヤしながら言われたら気持ち悪いという感情しか湧きませんよね(笑)そういうことです。
これの逆バージョンが日本語字幕で洋画を観てると起こってしまうということですね。
そんな感じで夫と笑いのポイントがかみ合わなかったわたしですが。
字幕なしで観れるようになったことで、英語のジョークを英語のまま理解することができるようになり、この問題が解消しました!
やっぱり、ジョークがわかると映画もより一層面白いです。
アメリカ映画やイギリス映画はコメディでなくともジョークがたくさん散りばめられてることが多いですからね。
それにネイティブのジョークが理解できると「あ、これわかった!」とちょっと嬉しくなりますし。
なんだかネイティブに一歩近づいた気がしてテンション上がりまくりです!
3.映像に集中できるようになった
あと、やっぱり字幕付きで映画を観てると、どうしても字幕を目で追っちゃうので、映像に集中できないんですよね。
2回目に観たときなんかに「あれ?こんなシーンあったっけ?」って思うことがたまにありました(笑)
字幕を一生懸命読むあまり細かいシーンを見逃してしまってるんですよね。
セリフを字幕なしでそのまま英語で理解できればそんなこともなくなるわけです。
やっぱり映画ですから映像もしっかり楽しんでこそ!って思いますし。
もっと英語を学習してさらに作品を楽しみたい
そんなわけで英語を勉強して、字幕なしで映画などが観れるようになると、大げさかもしれませんが人生がもっと楽しくなるよ〜!っていうお話でした。
こんなに偉そうに話してるわたしですが、わたしもまだまだ勉強中の身。
字幕なしで映画を観てると言っても、詳細まですべて理解出来ているわけではありません。
SF映画や、専門用語の多いジャンルは難しく感じることも多いし、大筋のストーリーを理解するだけでいっぱいいっぱいの時もあります。
それでも、字幕なしで映画を見て理解して、ネイティブと同じように英語で映画を楽しむことができるのが嬉しいし、英語学習のモチベーションもアップします。
観終わったあとに英語で感想を言い合ったりするのも楽しみの一つです。
これからも映画鑑賞を楽しみつつ語学力アップのため勉強頑張ります!
最後に専門学生時代に恩師に教えてもらった、わたしの好きな言葉を紹介して締めようと思います。
Keep plugging away!
(コツコツが勝つコツだ!)
終わりに
というわけで、shinyさんに字幕なしで見るようになって良かった3つのポイントなどについて書いてもらいました。
表面上映画や海外ドラマを楽しむ分には、字幕で見るだけで十分なんですが。
shinyさん、あるいはネイティブの方と同じように楽しむためには、英語を勉強して字幕なしに見れるようになった方がいいですね。
でも、仕方なくじゃなく、自分がもっと楽しみたいから英語を勉強するというのは素敵ですし。
映画や海外ドラマが好きな方は、ぜひそういう気持ちで英語を勉強してみて下さい。
以上、【英語学習】字幕なしで映画・海外ドラマがもっと楽しくなる3つの理由、でした。