サラリーマンでも副業やパラレルキャリアが許される社会。
もう本当に目の前までやってきてますね。
2017年に解禁する会社が少しずつ増えてきて、それを意識させるメディアの報道。
また、サラリーマン本人の意識を変えるような自己啓発本が多数でてきましたし。
2018年からは加速度的に広がっていくでしょうからね。
これについては、すごくいい傾向だと思います。
かつてに比べ、組織内の多様化されるによって、会社に色々な良い変化が訪れるようになってはきましたが。
個人は1つの会社や団体にしばられたままなので、良い変化が個人に還元されているとはいい難く。
やっぱり自分として好きなように生きていく上では、1つの活動が縛られることなく。
様々な選択肢を増やしていけるようになることが必要だと思いますからね。
しかし、いろんな選択肢をとれるとして、それによってみんながみんな幸せになれるとは思っていません。
いくらでも手を広げられるようにはなってきましたが。
人にはキャパがありますからね。
なんでもかんでも好きなようにやろうとしてしまうと。
潰れるか、あるいはすべてが中途半端になってしまい。
むしろ不幸になったなんてことも、十分にあり得ます。
だから、そうならないように、副業やパラレルキャリアが許される社会で生き残るには。
自分の強みを活かし、逆に自分が弱い仕事にはかかわらないことが非常に大事!
強みと弱みを発見する方法
多くの人は知っているようで、できていないのが現状。
数多くの自己診断のツールなどがでており、そして多くの方がそれに頼っている状況が、そう物語っています。
当然、私ももやっとしたものはわかっても、正確なものはわかりません^^
だから、「自分は大丈夫!」と自信を持って言える人以外は、自己診断ツールなどに頼るのがおすすめです。
そして、そういったツールの中で、最も大掛かりなものは、自己分析合宿に行って、判断してもらう方法でしょうね。
多くの場合は1泊2日、中にはさらにおおがかりなものもあって。
時間もお金もかけてもいいという人だけに向けたものですね。
もっともっと簡単な方法を!となると。
意外と馬鹿にできないのは、昔からの友人に判断してもらうというもの。
改めて知ってもらう必要ないし、カフェやランチでもおごるだけでやってもらえます。
ただ、強みはいいんですが、弱みはちょっと。
その人との人間関係で、ボロボロに言われたり。
逆に全く言ってもらえなかったりする可能性は十分あります。
ですので、この方法では、弱みに関する信頼性は薄くなりますね。
そこで、個人的におすすめなのは、転職エージェントの方と話すこと。
あるいは、先日私も試してみたストレングスファインダーなどの定評のある自己分析サービス使用することですね。
前者に関しては、多少大変ではありますが、エージェントの方と話しているうちに。自分の強み弱みがわかってきた。
そういう話を何度もきいたことがあって、評判がいいからです。
後者に関しては、合宿やエージェントの方との対話に比べると簡易ではありますが。
10年以上も人気のサービスで信頼度も高いので、バランス的にはちょうどいいかなと思っています。
書籍+全資質の開放で1万円切値段ですから。
書籍+全資質の開放で1万円前後の値段から。
書籍版だけでわかるのは、34個ある個人の資質のうちの上位5つだけ。
つまり強みしかわからないんです。
それ以外のランキング、もっと言うと弱みまで見るには、さらにサイト上で34の全資質をすべて解放しないといけません。
ですので、今回のようなことがしたいのであれば、書籍版を購入後、全資質の解放まで行いたいですね。
ストレングスファインダーで見る自分の強みと弱み
では、実際にどんな風にわかるかといいますと。
まず30分ほどでできる簡単な試験を受け、自分の資質ランキングをもらい。
その資質の内容が本に書いてあるので、それを読んでいくんです。
だいたい上位10位は、強み。
下位10位ぐらいは、弱みと見ていけば大丈夫です。
実際、34種類のランキングを全部見れるようにしたら、こんな感じなりました。
このようになりました。
ちなみ、34種類の資質は、さらに大きく分けると4つのグループにわかれるのですが。
明らかに、人間構築能力と戦略的思考が得意で。
逆に実行力、影響力は弱い人間だといえますね。
極端^^
絶対に捨てるべきものとそうでないもの
このように考えたくなりますよね。
でも、そもそもの話として、自分が弱いものを排除する目的は、自分が強いことだけをすることにあるんですから。
それを無視してなんでもかんでもかかわらないでおこうというのは、本末転倒。
だから、
- 強さの邪魔になる弱み=絶対捨てるべきもの
- それ以外の弱み=捨てるかは適時判断、ひょっとしたら乗り越えないといけないことも
という風に考え、その絶対に捨てるべき弱みに関係するものには、かかわらないでおこう!
そういう風に考えることにして、ストレングスファインダーの結果を判断していくことにしました。
具体的には、こんな感じですね。
1.強みのグループを構成
まず、トップ10の強みをグループ分けしました。
というのも、それぞれの強みは、独立したものに見えて、意外と相互に関係している資質が多いなと思ったので。
10個を単純に並べるんじゃなく、関係している資質ごとにグループを構成し。
その中で頂点となるものをこそ、本当の自分の強みになるんじゃないかと考えたためです。
ちなみに、頂点となるものかは、順位をもとに判断しました。
【適応性を頂点としたグループ】
まず①適応性を頂点としたグループ。
適応性を簡単に言うと、そのときそのときが大事で、今の流れを読んで行動するのが得意という資質。
ですから、以下の6つの資質との相性が抜群だと判断しました。
今の流れを読むための情報を集め決断するのに必要な③収集性&④分析思考。
また、決断をする前に、そもそも今何が起こっているのかを判断しないといけないので、問題を探り当てるのが得意な⑥回復志向。
そして、自分で行動するわけですから、自分の頭で考える⑧内省、新しいアイデアを考える⑩着想。
さらに、そもそもリスクと判断してもGOサインが出せないと行動できないので、それができる資質である⑤ポジティブ。
といった6つです。
【調和性を頂点としたグループ】
次に②調和性を頂点としたグループ。
これが強い人を簡単に言うと、意見の衝突を嫌う人ですから。
衝突などが起きようにすませられる、親しい人との仕事を好む⑨親密性とは相性がいいですね。
【個別化を頂点とするグループ】
他人の個性を重視しようとする⑦個別化ですが。
これだけぽつんとして、他の資質との関係性が弱いように感じます。
ですので、これに関しては、あまり重視しなくてもいいのではと考えています。
2.強みのグループに相反する弱みのピックアップ
次に、強みのグループにとって邪魔な弱みだけをピックアップしていきます。
【適応性グループにとって邪魔な弱み】
まず、適応性にとって邪魔な資質。
つまりそのときそのときが大事な人にとって、邪魔な弱みは何かを中心に考えていきますと。
日課などの規律を重んじる㉜規律性。
過去とか原型が好きな㉛原点思考。
変わらない価値観を持ち続けようとする㉗信念。
一度やると決めたらその通りにする㉘責任感。
これらとは相性が最悪に近く、邪魔なものだと言えますね。
【調和性グループにとって邪魔な弱み】
次に、衝突が苦手な人(調和性)にとって、他人との比較を大事にする㉙競争性は邪魔なものですね。
3.ピックアップされた弱みから捨てるべき/やめておくべきもの
上でピックアップした弱みをもう一度並べますと。
- ㉜規律性
- ㉛原点思考
- ㉙競争性
- ㉘責任性
- ㉗信念
この5つに関連するものには、できる限りか変わらない方が良さそうです。
そして、それを具体的にしていく作業に入るわけですが。
ここで分析対象を「私」と考えちゃうと、恣意が入ってしまうので。
できる限り「私と結果が同じ人」を考えるようにしました。
そうすると。
・会社員が、さらに別の会社になるというのはやめておいた方が良さそう
・一人あるいは、少人数がかかわる仕事が望ましいんだけど、決まりごとがガチガチなのダメ
・自分のペースでできて、他の人との激しい競争がおきそうなところもやめておこう
・1つのことにこだわるんじゃなく、フットワークを軽くしないとダメ
などなど、かかわらないでおきたいものが次々に浮かんできます。
その結果、ブログや投資などできることはかなり絞られたことでしょう。
中には、自分が興味を持っていたことでさえ、削られてしまったはず。
でも、その結果は望むところ!
絞ったものの外にあるものに興味を持っても、打診が来ても、絶対にやらない。
それが決まってるだけで、随分自分の強みを出すことが楽になっていきますから。
終わりに
というわけで、自分の強みの邪魔になるものを排除するために。
ストレングスファインダーを利用し、その後、自分なりに分析した内容について書いてきました。
ストレングスファインダーの結果を見るだけなら、30分ほどで足りましたが。
最後まですると、結構な時間がかかってしまいましたね。
でも、今後多くの人が多様な働き方をしていく中で、生き残っていくためですから。
必要不可欠なことだったと思います。
あなたもぜひ自分なりに考えながら、今後の副業/パラレルキャリアが許される時代を生き残っていけるよう。
がんばりましょうね。
以上、副業/パラレルキャリアを始める前に!最適を見つける自己分析方法、でした。