今回は、インプレス書籍編集部の『毎日パパッと、整う暮らし 私の「家じかん」ルール』(以下、『わたしの家じかんルール』)を読んだので。
その感想などを書いていきます。
この『わたしの家じかんルール』は、ジャンルとしては生活本とか家事本とかにあたるジャンルの本ですね。
普段あまりこういったジャンルの本の感想は書きませんけど。
私、料理が好きでして、もう10年以上家の料理担当を担っているため。
実はこういった本もちょくちょく読んでいるんですよ。
しかも、今回はちょっと特別な理由もありましたし^^
そして、その『わたしの家時間ルール』の内容ですが、簡単に言いますと。
- 家事の無駄な部分をどのように省いているかを
- そしてその先にあるハッピーな未来を見せてくれる
そんな感じの本なんですよ。
ですので、現在家事が辛いなー、めんどくさいなーと考えている方に。
おすすめしたい一冊になっていますね。
では、そういったことも含めて、『わたしの家じかんルール』の感想などをはじめていきます。
『わたしの家じかんルール』を読んだ理由
まず、なぜ『わたしの家じかんルール』を読んだかといいますと。
この本、Rinさんという「Rinのシンプルライフ」というブログの管理人をなさっているブロガーさんが、著者の1人として参加されている本なんですよ。
タイトルの通りシンプルな生活が赤裸々に描かれている、このブログが本当に素敵でして。
いつも楽しませていただいていますし。
また、いろいろ参考にさせていただいているんですよ。
私が好きな料理関係の記事はもちろん。
苦手な分野の記事も。
そんな信頼感抜群の方が著者の1人になった本ですから、読まないわけには、ねぇ。
『わたしの家じかんルール』の感想
家事の無駄の省き方について
まず、『わたしの家じかんルール』の前半部分では、それぞれの筆者が考える家事の無駄をなくすコツなどが書かれています。
ただ、無駄をなくすコツが書かれているといっても、専門的なものであったり。
またテレビでやっているような、詳しすぎる時短の裏技の羅列をしているわけではありません。
一応、技的なものもかかれてはいますけど。
意識すれば、誰でもできるようなものにとどまっており。
テレビや他の本を読んでいて感じるような。
「こんなん絶対挫折する」とか。
「この人にできても自分には無理」といったことは全然感じないんですよ。
だから、たとえ家事が苦手な人であっても、難しく感じないはず。
それぞれのライフスタイルにあわせたコツをキャッチできる
しかも、『わたしの家じかんルール』の、筆者がそれぞれかなり異なったライフスタイルをおくってるんですよ。
子供がいる家庭。
2人暮らしの家庭。
ペットのいる家庭などなど。
だから読者が、自分のライフスタイルに本当に取り入れるべきものを、キャッチできるようになっているんです。
たとえば、小さい子供がいる家庭と、夫婦二人の家庭だと、必要なことって大きく変わっていますよね。
でも、他の家事のコツ系の本って、そういうことを意識しないで。
一緒くたにして書かれている本が結構あるんですよ。
それでも、一応参考にはなりますけど。
今必要なことがあんまり得られないなんてことも、ままある話。
でも、いろんなライフスタイルの筆者がいて、それぞれが自分の生活をもとにして書いている『わたしの家じかんルール』だと。
小さな子供がいる家庭の方は、小さな子供がいる筆者の書いていることを中心に。
逆に、夫婦二人の家庭だと、夫婦二人の筆者の書いていることを中心にして読むことで。
その人その人にあった必要なものを効率よくキャッチできるわけです。
家事系の本は学術系の本のように、何十回も「あーでもない、こーでもない」と読むような本ではないのですから。
これって非常に大事なポイントだと思っています。
ただ、真価を発揮するのは、後半部分を読んだ後に、もう一度前半部分を読んだ時なので。
そのための時間は作っておいて、読んでほしいもらいたいですね。
自分のハッピーな未来を見せてくれる
そして、『わたしの家じかんルール』は、最後まで読むことで。
家事の無駄を省くコツを教えてくれるだけでなく、読者にハッピーな未来を見せてくれる本でもあると感じましたね。
というのも、前半部分が終わると。
次は実際に筆者たちが、家事を短縮した時間でどのようなことをしているのかについて。
2つに分かれて書かれているんです。
1つは、自分だけのために過ごす時間のことが。
もう1つは、家族と一緒にすごす時間のことが。
これを読むと、忙しくて家族のために時間をつかえなかった読者は。
自分も、子供や配偶者との会話が増えた日常。
あるいは、やってあげたかったことができて、喜んでいる姿。
そんな未来を、容易に思いえがくことができますね。
また、最近変化してはいますけど、これまで、スポイルされがちな自分の時間を作ることができ。
それによって、今まで感じていたようなイライラから解放され。
充実した生活をおくり、まわりにもやさしくなった未来の自分を想像できるわけです。
やっぱり、実際の筆者たちがおくっている生活を見ることによって感じる説得力は違いますよ。
理想や観念だけで書かれているものとは一味も二味も違いますから。
コラムでの書かれているような筆者たちの失敗談など。
実際に生活している人にしか出せませんからねー。
ただ欠点もある
とはいっても、『わたしの家じかんルール』も完璧な本ではありません。
もちろん欠点もあるんです。
それは。
読んでいるといろいろグッズが欲しくなってしまう!
ということ^^
いやだって、私、Rinさんのブログ見てるだけで、そこで紹介されている小物が欲しくなって。
ちょくちょく購入したりしているんですよ。
それまで封印していた無印にも行くようになっちゃってますし。
それなのに、さらに素敵な生活を送っている方々の綺麗な写真とかでているんですもん。
そんなの物欲スイッチが入らないわけがない!
それが『わたしの家じかんルール』を読んでいて、私が感じた最大の欠点でしたね。
終わりに
というわけで、『わたしの家じかんルール』の感想を書いてきました。
本当はもっとさらっと紹介するつもりだったんですけど。
その人のライフスタイルにあった家事の無駄を省くコツが書かれていること。
また、読者にハッピーな未来をみせてくれることなどを書いていると。
思いのほか長くなってしまいました^^
でも、たとえ家事が苦手な人で、さらっと読める良い本ですので。
ぜひ一度おためしあれ。
以上、『わたしの家じかんルール』は家事が苦手な人にもハッピーな未来をみせてくれる本、でした。
<追記>
Rinさんの2冊目の本についても書評を書きました